top of page
架空(思いつき)の人やものをモチーフに、平面、立体、その中間のような表現の作品をボールペンや粘土といった身近な素材を使い単純な工程で制作しています。

その架空(思いつき)はおそらく自分の中に塵のように積もった記憶をすくい取り、自分なりの解釈を持った上で、理想(憧れ)のイメージに変換され、それを再現したいという動機となり、最終的に手でペンを動かすという不完全な身体運動によってプリントアウトされています。
それは、自分と自分に関わった事象の歴史を、自分という仕組みを通して表出させており、それがオリジナリティになり、基本的に架空のものを描くという私の作風にも繋がっているのではないかと感じています。
bottom of page